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◆ロクヨンのモデルは実話だった~戦後唯一の誘拐未解決事件


横山秀夫原作の『64(ロクヨン)』の事件
実話のモデルがあったのでしょうか。

調べてみると、それらしい事件が
過去の事件簿に存在しました。

それも、戦後唯一の誘拐未解決事件とのこと。


こちらではその辺りを少し調べてみたいと思います。




ロクヨンのモデルになる事件は存在する?


『64(ロクヨン)』は昭和64年に発生した
身代金誘拐事件がテーマになっています。


『64』はかなりの長編ですが、この小説を
読まれた方はその面白さゆえに、

「この小説には実話のモデルがあるのだろうか」

ときっと私のように疑問に思たれたと思います。


ロクヨン原作者の横山秀夫さんは、
元群馬県の地方新聞、上毛新聞の記者だった
ということもあり、モデルが実在する
可能性は普通に考えて高いと思いました。



調べてみると、小説に酷似した事件が、
横山秀夫さんが新聞記者在職中に起こって
いたことがわかりました。


それも、
戦後唯一の誘拐未解決事件。


『64(ロクヨン)』は時効寸前の事件
でしたが、この事件は2002年に時効を迎えています。

この事件、いったいどんな事件だったのでしょうか。



群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件


戦後唯一の誘拐未解決事件は、
群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件。

この事件は昭和62年(1987年)
9月14日に群馬県高崎市筑縄町で発生。

当時5歳の男の子(功明ちゃん)が連れ去られ
身代金を要求後、悲惨な経過をだどりました。


犯罪統計白書では、
日本の身代金目的誘拐事件の解決率は
97%なのだそうですが、
この事件は解決に至らず2002年に時効に。

それゆえ、戦後唯一の誘拐未解決事件
とうたわれるようになったわけです。


ところで、
小説『64(ロクヨン)』と、この事件には
幾つもの共通点が存在します。



64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/02/06
  • メディア: 文庫




ロクヨンとモデルになる事件の共通点は?


昭和62年(1987年)におこった
群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件と
横山秀夫原作の『64(ロクヨン)』の
共通点はなんでしょうか。


詳しくは調べていませんが、
ざっと見ただけでも下記の共通点がありました。


1.身代金が2000万円だったこと

2.当時の盗聴技術の未熟さからか
逆探知できるだけの時間があったにも
関わらず逆探知できなかった。

3.幼い子が事件に巻き込まれている

4.殺人事件である



その他小さなことはまだあるのですが、
1~3だけでも内容的にはかなりの
共通点があるのではないでしょうか。



まとめ


横山秀夫さんは、1979年に上毛新聞社に
入社され、その後12年間記者として
勤務されていたそうです。


群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件は
横山さんが勤務8年後に発生した事件であり、

その為、同じ県内で発生したこの凶悪事件にも
横山さんが深くかかわられていたことは
あってもおかしくないと思います。


その事件が戦後唯一の誘拐未解決事件に
なったこともあり、横山さんはこの事件に
かなりの思い入れがあったのではないでしょうか。

そう思えるのは、この小説を読み終えた
誰もが感じることだと思います。


また、群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件が
時効となった昭和14年(2002年)
この『64(ロクヨン)』の舞台になるので

その辺りにも横山秀夫さんの
設定の奥深さを感じます。


横山さんが現実の事件をモデルにしたと
話されているかどうかはわかりませんが
(調べても見つかりませんでした)

客観的に考えて、ロクヨンの元になった
事件はこの群馬の事件と考えられます。


今後、ドラマや映画でロクヨンが
話題になることは間違いありませんが、

実際にあった事件を元にして
書かれたものという意識で見てみると
また違った視点で小説やドラマを
見れるのかなと思います。


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